日本語レッスンのとき、日本と自分の国とで違う習慣をあげてもらうことがあります。
一度、イタリア人の生徒さんがあげたのがこれ。
イタリアでもパスタを食べる時にスプーンを使うことはあるけれど、だいたい幼稚園くらいの年齢で卒業するそうです。
記事に書いてある通りです。
なので、日本で大人がこの食べ方をしているのを見るとちょっと子供っぽいなと思うそうです。
この時、他の国の生徒さんたちが「へえー」と興味深そうな表情をしていたのを覚えています。
日本と同じくスプーンを使うからなのか、子供っぽいという感想が意外だったのか、今となってはわかりませんが。
いずれにしろ、海外旅行が復活した時はパスタの食べ方には気をつけましょう。
ところで、上記の記事ではパスタをフォークとスプーンで食べるようになったのは1990年代のイタ飯ブームからと言っています。
これはどうかな。
私が学生時代の80年代からすでに使われていましたからね。
70年代か、もっと前からかもしれない。
IT企業に就職して、バブル期を迎えたころ。
とあるカフェバー（今もあるのかな？）のシステムの打ち合わせの時のことを思い出します。
そのお店の店長が、スプーンの上でパスタをフォークに巻きつけた後、フォークを抜いてスプーンの上にパスタを置いて、それを口に運ぶ食べ方を熱く語っていました。
この食べ方を日本中に流行らせたいと言っていましたが、残念ながらそうはなりませんでした。
今ならYoutubeあたりで、やり方次第で広まるかもしれないけど。
あの店長さん、生まれてくるのが30年早すぎたのかな。
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