おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

「おかえりモネ」普通の日々を描くことのすごさ

2週間前にブログに書いたばかりだけど、また書かずにはいられなくなりました。
朝ドラの「おかえりモネ」がすごすぎます。
こう思うのは私だけではないようで、結構評判になっているようです。

bunshun.jp

 

ここ2週間は、主人公の永浦百音(清原果耶さん)がお盆に帰省した日々の放送でした。
何がすごいかと言うと、まったく平穏な日々を送っている姿を描いていること。
世界的な作曲コンクールに入賞するとか、借金まみれの父親につきまとわれるというようなドラマチックな展開はありません。
幼なじみとの再会や家族のちょっとしたトラブルとか、どこにでもある光景です。

それが毎日胸を打つ内容になっています。
たぶん、すべての登場人物に感情移入できるからだと思います。
極めて自然体として演技している役者さんたちの実力には唸るしかありません。


特に清原さんの演技は演技とは思えない内容。
例えば、普通の役者さんの演技は視線を定めたらそこからあまり動かしません。
でも実際には、人は不安になったり考え事をするときなどは、目をきょろきょろ動かします。
口元や手の動かし方もそうですが、清原さんはごく自然にできています。
だから、百音の気持ちが見ていてよくわかるんですね。


それから、百音の妹の未知役・蒔田彩珠さんも素晴らしい。
姉妹でのやりとりは本物そのもの。
木曜日(第19回)の放送で、大好きだったおばあちゃんの初盆の準備を二人でしていました。
その会話のシーンは、本当の姉妹の会話を隠しカメラで撮っていたかのようなリアルさでした。

残念ながら来週からは百音が職場に戻るので、姉妹でのやりとりはしばらくおあずけ。
貴重な第4週になります。
NHKプラスで見られる人は、あと数日は見られるのでぜひおすすめします。


それにしても、最近の若い女優さんは実力のある人が多くて感心します。
日本だけではなく、世界に飛び出していっても十分勝負できそうです。
ハリウッド映画で清原さんの名前が出てきたら楽しいでしょうね。


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