オリンピックでびっくりしたのは、ボクシングのメダルラッシュ。
同じ格闘技系の柔道やレスリングも好調でした。
この3競技で共通しているのが、パワハラやセクハラなどで問題を起こしたこと。
メダルを獲得したのは、もちろん選手の頑張りが大きいですが協会のバックアップがないとメダルは無理だったのは確か。
不祥事をどうやって乗り越えたのか気になります。
柔道は競技がおわったこともあって、日経が記事を書いています。
ネットではごく一部しか読めませんが、内容としては選手選考の透明化と過去の実績にとらわれない指導者の起用、データの活用が功を奏したとのこと。
上下関係が絶対の体育会系の体質からおさらばしたのがよかったようです。
退任する井上監督の胴上げが象徴していますね。
結果を残した指導者の後任は大変そうですが、3年後も頑張ってメダルを取り続けてほしいものです。
レスリングとボクシングも、好成績の理由をまとめた記事がでてくるでしょう。
例えばボクシングの入江選手なんかは、これまでのボクシングとは真逆のイメージです。
これまでなら不真面目だ、とか言われてつぶされていたんじゃないでしょうか。
不祥事を起こした組織がどのように立て直してきたのか、一般の企業にも参考になるのではないでしょうか。
と思っていたら、レスリングのパワハラ騒動の当事者が、フジテレビの解説で出演していました。
今回出場選手と師弟関係にあった人だからわからなくもないですが、視聴者からすると強烈な違和感。
不祥事をものともしないメンタリティーの強さなのか、そもそも不祥事と思っていないのか、いずれにしてもよろしくないと思えば協会がストップをかけるはず。
レスリング協会のパワハラ体質が変わったのか変わっていないのか、変わっていないのなら好成績をおさめられたのはなぜか、こういったことが気になるんですよねえ。
誰かまとめて記事にしてくれないかな。