ショパン・コンクールで日本人が二人も入賞しました。
TV局によってはトップニュース扱いでしたね。
アメリカのメジャーリーグでは、大谷選手が選手が選ぶMVP候補になっています。
これもすばらしいですね。
いずれもネットでは称賛の声であふれています。
活躍している日本人としてはもう一人。
NY州の弁護士会の論文コンペがどのくらい価値があるのかわかりませんが、
賞金付きのコンテストであれば、それなりの応募人数があったはず。
それを勝ち抜いての優勝であれば、相当優秀なのは確か。
それなのに祝福の声であふれているとは、お世辞にも言えません。
ピアニストの二人や大谷選手とは、ずいぶん扱いが違います。
もう少し祝福してあげてもいいんじゃないかなあ。
英語を母語としないのに論文で優勝するのがどれだけ大変なことか、ちょっと考えただけでわかりそうですが。
このまま順調にキャリアを重ねていけば、アメリカでも屈指の弁護士になるのも夢ではなさそう。
アメリカに進出している日本企業にとっては、頼もしいんじゃないでしょうか。
日本語でないと細かい機微は伝わらないこともあるので、そのあたりを相談できるとすれば心強いはず。
でも、これだけバッシングを受けていると、もう日本関係の仕事はしたくないと思っても不思議ではありません。
将来一家でアメリカ国籍を選んでも驚きませんね。
ノーベル賞の真鍋さんのように、また優秀な人が日本を離れるようなことがなければいいのですが。