おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

昔とは大違いのドラフト会議

26日はプロ野球のドラフト会議。
うまく指名できた球団とそうでなかった球団とで悲喜こもごもでした。
それに比べると、選手の方は淡々としたもの。
やっぱりFA制度が出来て、そのうち自由に球団を選べるからでしょうか。
もう40年前の江川事件は起きそうにありません。

 

www.tv-tokyo.co.jp

 

FA制度ができる前は選手から球団を移動することはできず、トレードされなければ引退か自由契約になるまで同じ球団でした。
江川事件の頃もくじで一生が決まるのは選手が気の毒だという声はありましたが少数派。
ドラフト肯定派の意見の中には、プロ野球という会社に入るのであって、東京支店(巨人)か大阪支店(南海)に行くかは本人は決められないのは一般の会社と同じだというものがありました。

 

今の若い人は想像できないでしょうが、長いことTVの野球中継は巨人戦だけ放送。
ほぼ日本全国でです。
スポーツニュースも巨人戦は詳しくやっても、パリーグは結果だけというのがごく普通。
巨人に入団するのとロッテに入団するのでは、年棒も引退後の待遇も全く違う時代でした。
これで同じ会社と言われてもねえ。
江川さんが巨人にこだわったのもわかります。

 

その点、現在は12球団どこも満員の観客で埋まっています。
かつてほどの格差はありません。
入団して数字さえ残せば自由に好きなところに移れます。
なんならアメリカだってOKです。
いまならプロ野球株式会社に入社という表現もありかもしれません。

 

選手からすればいい時代になりました。
ブラック球団に入ったとしても、数年ででていけるわけなので。
働き方改革の先駆けになりましたね。

40年前は日本一の悪者だった江川選手。
今だったら数年で巨人に移籍できるわけでプレーに集中できたはず。
大谷選手並みの称賛を集めていたでしょうに。

 

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