コロナのワクチン接種記録システムのデータ約500万件に誤りの可能性があるそうです。
1億件のうちの500万件ですから5%。
20人に1人の割合でデータの誤りがあることになります。
これ、トップニュース扱いにならないのなぜだろう。
石原さんの辞任なんかより、よっぽど大事なニュースだと思うけど。
3回目が始まってしまうと、間違ったデータの上にデータが追加されることになります。
20日から電子接種証明書のシステムが稼働するようですが、延期するしかないように思います。
データのクリーニングが終わらないうちにシステムを稼働させては、二次被害がでてきかねません。
それにしても、この記事の内容だけではわからないことだらけ。
どんな誤りがあって、どうしてそんな状態になったのか、記述がありません。
かといって、デジタル庁のホームページを見ても何も発表はありません。
わかっているのは、データの修正を行うのは市区町村ということだけ。
なぜ誤ったデータが登録されたのか、そこの原因究明をして対策をしないと、3回目以降もまた同じ結果になるんですが。
そのあたりの音頭をデジタル庁はとらないんだろうか。
それにしても、3回目接種と5万円クーポンの準備、加えてデータの修正と役所のみなさんの大変さには心から同情します。
それでいて、働き方改革とかで残業するなとか言われるんだろうな。
来春のクーポン発行なんて、7月の参院選対策みたいだからそれに付き合わされるとは気の毒の一言。
なんだか政治家にいじめられた霞が関の官僚が、鬱憤を市区町村にぶつけているような感じ。
公務員は安定していいなという声もあるけど、その分苦労も絶えないのでは。
退職者がどっと出ないといいけど。