昭和天皇の大喪の礼が行われたのは1989年2月。
当日はコンビニを含めた小売店の営業は、政府の依頼だか忘れましたがほとんど自粛。
企業もほとんど休んでいました。
とにかく家にいる以外ありませんでした。
当時はTVとラジオしかありませんでしたが、ほぼ全局大喪の礼関連の番組。
おかけで、レンタルビデオに人が殺到したのを覚えています。
あれから33年経過、当時のことを覚えているのはもう40歳以上でしょう。
その年代であれば、ほぼ全員が「たいそうのれい」と読めるはず。
終ってしまえばこの言葉を耳にする機会は激減しましたから、若い人が読み方を間違えて「たいものれい」と読んでも、まあしょうがないかな。
三浦瑠麗さんが何歳かは知りませんが。
まあ、普通に読めば音読みを重ねて「たいそう」でしょうね。
わざわざ重箱読みにするのは言葉のセンスとしてはどうかと思うけど。
これに限らず、どうも私の年代では常識となっている話が、若い人ではそうでもないことが多くなってきているよう。
統一教会の話などはその最たるものでしょう。
ある時期をさかいに統一教会系のネタがマスコミから消えたので、目にすることもなくなりました。
ある程度の年齢以上であればカルト宗教であることは知っていますから、わざわざ口にすることもありません。
結果、免疫ができていない若い人が近づいてしまう。
その逆ももちろんあって、若い人は引っ掛からないような詐欺話に高齢者が騙されることはよく聞く話。
こうした年代毎のインフォメーションギャップをまとめて、それを埋めるようなバラエティー番組作れば結構人気がでそうだけど、どうかな。