22日に行われた旧統一教会の会見。
「勅使河原」という名前ではて、と思ったら懐かしのテッシー氏でしたか。
若い人はご存じないでしょうが、30年前に有名スポーツ選手と合同結婚式で結婚した人。
一躍時の人になりました。
もっとも、その後にスポーツ選手は「洗脳が解け」て別れることになってしまいました。
その後もマスコミに追いかけられて、被害者とも言えますね。
そのテッシー氏、どうやら教会内で出世したようです。
今回会見に出てきたのも立場もあるでしょうが、かつてのマスコミ被害者という面もあったはず。
会見の説明担当としてはうってつけと判断したのでしょうが、逆に悪手だったと思う。
もうすっかりテッシー氏のことは忘れていましたが、私のように今回の件で思い出した人も多いはず。
30年前の合同結婚式の映像も流れ、逆に霊感商法のイメージが強くなってしまったのでは。
なにより、説明がグダグダ。
手は震えているし、緊張しているのが丸わかり。
記者からの質問にも正面から答えていません。
この会見は教会が自分で日にちを指定して行ったので、準備時間の不足とはなかったはず。
例えば、献金の上限を所得の1割と定義して、それ以上は禁止する規程を作るとか。
想定問答を何度もこなして、リハーサルも万全にして臨むものではないのかなあ。
同席していた弁護士も輪をかけてひどい。
自分たち主催の会見で、ごく普通の質問に逆ギレしてどうするんだろう。
余計印象悪くするだけなのに。
教会の存亡の機だからこそ、会見したと思ったのですが。
たとえ挑発されるような質問にも、丁寧な対応が求められるのがこの手の会見。
過去数多あった謝罪会見から何も学んでいないように感じました。
こうしてみると、旧統一教会は組織としてはかなり杜撰。
こんな組織にいいように操られていた日本の政治って、一体なんなんでしょうね。