おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

中国が介護制度に力入れ始めたら日本はどうなっちゃうんだろう

この前の土曜日の朝だったか、NHKのニュースで中国のひとりっ子政策の結果介護問題が深刻になっているという内容をやっていました。

番組では比較的貧しい地域の内モンゴル自治区の41歳の女性を取り上げていました。
両親が共に介護が必要になり、それまでの仕事をやめて両親の年金とこれまでの貯金を取り崩して生活しているとのこと。

 

中国ではまだ日本のような介護保険が整備されておらず、介護のヘルパーは全額負担らしいです。
3年後には介護保険が導入される計画らしいですが。

 

もし、日本と同じような制度が中国で導入されたらヘルパーさんが大量に必要になるはず。
人口減になっている中国にそんな余裕はないから、インドネシアとかから来てもらうんだろうな。

 

今は日本に来てくれているけど、中国に行先を変える人も出てきそう。
なんといっても、円安が当分続きそうなこと。
母国に仕送りをすることが日本に来る目的の人が多いから、送金額が減るのなら日本を選ぶ必然性はなくなります。
小難しい日本語を勉強しても、リターンが減る一方ならコスパが悪すぎ。
日本行きを希望する人はどんどん減っていくでしょうね。
これからの日本の介護が心配です。

 

www.hni.co.jp


介護職用の日本語教育も行われているので、日本語教育業界にもそれなりに影響がでそう。
たしかに円安は企業の業績を上げるだろうし、そういった主張をしている人もいますが。

 

news.yahoo.co.jp


でもいくらお金があっても、サービスを提供する人がいなければ使い途がありません。
外国人に頼らない社会を目指すならいいけど、さすがにそれはなさそう。
となれば、円高にもっていくような施策を行うか、円安でも日本で働いてもらうだけの何かを作り出すかしかありません。


ようやく瀬戸際大臣が辞任したことだし、ちゃんとした経済政策を推し進めてほしいけど、どうなりますかね。