アメリカの野球場で大谷選手への応援メッセージの内容が記事になっていました。
「愛してろ大谷」というもの。
まあ、可愛いものです。
外国人に日本語教えていると、この手の間違いは珍しくありません。
ひらがなよりはカタカナの方が難しいようです。
特にシとツ、ソとンの区別は彼らを悩ませます。
ちょっと前ですが、岸田首相が訪韓したとき、韓国の人たちのデモの横断幕がニュースで映っていました。
【速報】謝罪要求と訪韓歓迎が交錯 岸田首相の韓国入り - YouTube
「岸田首相様の訪韓を心から歓迎いたします」
韓国の人は間違いなく文法の近さなどから日本語が一番上手に話せます。
その人たちでもちょっと残念な表現。
岸田首相に「様」は不要。
訪韓は日本人が言うならOKですが、韓国在住の韓国の人なら「来韓」とすべきでしょうね。
韓国在住の日本人がチェックしてあげたらよかったのに。
ここまでは日本語ネイティブではない人たちなので、しょうがない部分があります。
でもこちらはちょっと恥ずかしい。
https://www.fnn.jp/articles/-/526611
ロシア語からの翻訳で「ぬけぬけとだまされた」というもの。
これを言うなら「まんまとだまされた」でしょうに。
「ぬけぬけと」は知っていて知らない風をするとか、しらじらしいとかなので騙す方に使う表現。
ここでは騙された方だから使うのはやや不適切。
この辺は普段から使っていれば違和感を感じるものですが。
アナウンサーが生放送で言い間違えたならともかく、字幕での表示だから何人かのチェックを通しているはず。
なんだかなあ。