初めて海外旅行に行ったのは大学の卒業旅行。
1985年の早春。
行先はヨーロッパ。
当時はハイオクガソリンが普通に使われていて、排ガス規制のようなものもなかったはず。
街は昭和40年代の日本と同じ臭いを感じたのを覚えています。
今では環境規制が世界一厳しいEUですからそんなことはありません。
そのせいか、街並みも以前は薄汚かったのが、きれいにみえましたね。
あと、気になったのが日本企業の存在感のなさ。
特に日本車はほとんど走っていません。
9割くらいがプジョー・ルノー・シトロエンのフランス車。
残りがBMWとかのドイツ車。
まあ、税金とかの関係もあるのでしょうが、目にした日本車はトヨタ車が1台、レクサスのSUVが1台だけでした。
1985年当時は、かなり小さな街でも日本車のディーラーを見かけたものですが。
そんな中で唯一気を吐いていたのがアサヒビール。
ラグビーワールドカップのスポンサーになったのを最大限活かしていますね。
街中ではこの広告をあちこちでみかけました。
あ、もう一つ。
スーパーで売っていた日本製品がこれ。
ポッキーですが、現地の製品名は「MIKADO」。
どうやらグリコの現地法人が作っている感じです。
日本食のレストランも結構みかけたし、工業製品よりも食品関係が日本の稼ぎ頭になるのかもしれません。