社会保険や税金を滞納している外国人永住者の永住権を取り消すという法案のニュースをやっていました。
私が日本語を教えている上級レベルの人は永住権をもっている人は少なくありません。
国籍を変える帰化となるとぐっと減りますが。
私が教えている人はいわゆる高度外国人材の人たち。
ITの仕事をしていたり、自分でビジネスを展開しています。
永住権をとるにはいろいろ条件がありますが、高度外国人材だったらポイント制でポイントを取れていれば短期間で取得可能。
大学院卒とか、年収が高いとか。
ちなみに日本語能力試験N2以上でも加算されます。
永住権を取りたい人は、N2を一生懸命勉強します。
比較的簡単ですから。
今、教えている人の一人に永住権を考えている人がいます。
日本で住むために家を買おうとしている人ですが、永住権がないと銀行ローンがおりにくいためです。
ですから、タワマンを爆買いしている中国人は間違いなくキャッシュで買っています。
彼らは投資目的ですからね、
もちろん、永住権をとるには素行が善良であることは絶対条件で、税金滞納などがあると認められないでしょう。
確定申告なんかは本当に真面目にやっています。
中には私よりも詳しい人もいるくらい。
だから今回の改正案は概ね理解している人が多いです。
真面目に納税している人からみたら、外国人というだけで滞納者とひとくくりにされたらかなわんというわけで。
そういう人が今回の裏金問題でどうおもっていることやら。
逆に日本に愛想をつかす人が出てこなければいいのですが。