無理やりにかもしれないけど、客からのクレームは宝の山という考えがあります。
まあ、私も顧客サポートのマネジメントをしていたことがあり、わからなくもありません。
開発部門にフィードバックするのもミッションの一つですから。
単なる怒りのはけ口の方が多いことは確かだけれど。
このニュースを見て、そんな昔のことを思い出しました。
この人の異論を持っている人への攻撃性はわかっているので驚かないけれど。
それよりも、来たいやつだけくればいいと言わんばかりの対応がいかがなものかと。
万博のサイトを覗いてみると3月27日現在の前売り券の販売状況が掲載されていました。
あと1年の段階で100万枚ちょっと。
目標が1400万枚だから、達成率は7%程度。
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20240329-05/
お世辞にも好調とは言い難い。
行きたい人はもう買っているだろうから、これから買う人向けにどういうプロモーションをかけるか考えなきゃいけないのに。
それを文句いっている人を排除するのは、ヘルプデスクに連絡してきた人に「気に入らないならもう買わなくてもいいよ」と言っているようなもの。
ちょっと違うと思う。
赤字になったら税金が投入されるのだから困るのだけれど。
ひとつのやり方がアンチ万博の人たちに丁寧な説明を行うことだと思う。
例えば敵視しているモーニングショーに出演するとか。
注目をあつめるのは間違いなし。
反対の人はどうやっても反対なんだから、その人の説得ではなく実は日和見の人たち向け。
アンチの人たちに説明している過程で、まだ迷っている人の疑問が解消されれば売れ行きもあがるかもしれないのに。
それなのに、「わかるやつだけわかればいい」というのではねえ。
経済界の人たちはなんにも思わないのかな。