おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

吉田沙保里選手の引退に考える それぞれの引き際の難しさ

レスリングの吉田沙保里選手が引退を発表し、TVのニュースはトップ扱いです。
やり切ったという表情が清々しかったですね。

 

 

ポチっと応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ


まあアスリートというか、プロスポーツの選手の引退は、思うように成績が残せなくなった時がほとんど。
勝負事ですから客観的に判断できることが多く、選手本人も納得するものがあるでしょう。

一方、スポーツ選手と比べるとエンタメ系の方々は引き際が難しいですね。
特に歌手の人。
寄る年波には勝てず、全盛期とは声がちがってしまっていても、ファンは昔のイメージで声援を送ります。
プロである以上、その期待には応えなければなりません。
でも出したくても声がでない。
そこで禁じ手の口パクをやってしまう。
思えば大変な仕事です。
スポーツ選手はほとんど個人事業のようなものですから、自分ひとりで進退を決めることができます。
ところが歌手の人は、大物が自分ひとりだけのような小さい事務所なら、マネージャーはじめ事務所の人の面倒もみなければいけません。
声がでなくなったから引退というわけにはいかないんでしょうね。
この点、郷ひろみさんなどはプロ根性のかたまりのような人で、すごいの一言。
もう還暦過ぎているとはとても思えないスタイルと声量で、現在でも歌に踊りに第一線を守っています。おそらく想像を超えるような節制と鍛錬を重ねているのでしょう。
やがてはHiromi GO も引退する日が来るのでしょうが、どうなったら引退なのか、ちょっと想像できないですね。

引退という言葉はスポーツや芸能だけではありません。
われわれ一般大衆も、同じく引退を考える時が来ます。
なんらかの生業をもっている以上は、後進に道を譲るときが必ず来るのです。
1月10日には、こんな記事も出ていましたね。

 

bunshun.jp

 

余人を持って代えがたいとはよく聞く言葉ですが、この記事に書かれているようなよほど特殊な能力を持っているのでなければ、代わりはいるものです。
これが分からない人が結構いるもので、
「俺がいなきゃ会社がつぶれる」
「休むとみんなに迷惑がかかる」
とか、思いこんでしまう。
そんなことないんですよ。
いなければいないで誰かがなんとかするし、なんとかなるんです。

その点、この人は慰留されても断ったようで、普通の人とは一味違います。
仕事は最後までやり切り、しっかり後進も育てたという自負もあるようです。
これが理想の形でしょう。
引退するときは、こうありたいものです。


スポンサーリンク