おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

根回し 日本企業の得意技ですが外交に活かせないものでしょうかね

ビジネスパーソンの外国人に日本語を教えていると、日本企業の判断の遅さを揶揄されることがあります。
それについての私の反論は以下のとおり。

 

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たしかにすぐ決められないことも多いけれど、それは関連する部門といろんな調整を根回ししているから。その代わり、決まってしまえばあとはトラブルもなくスピーディーにことが進むことが多い。あなたの国ではどうなのさ?

こういうと、大体話題を変えますね。

トップダウンで全部決められれば誰も苦労しないわけで、実際に仕事を進める大勢の人が混乱することがないようにするには、それなりに意思統一する必要があります。
それが日本企業の特色の一つである、根回し。

根回しは日本企業の判断の遅さの諸悪の根源のように言われることが多いです。
その面は否定できませんが、上で書いたとおり決まった後はもう話がついているので、よほどのことがない限り大きなトラブルはありません。
私も経験がありますが、根回しをする人は大変ですけどね。

一方の外国企業は、トップの鶴の一声で決まることが多いようです。当然現場は後で知ることになりますから、ルール作りなどは決まってからの話です。これに要する時間は日本企業と変わりません。
結局、判断は早くてもビジネスが軌道に乗る時間としては大差ないことになります。

アメリカと北朝鮮の協議が決裂しましたが、まさにトップダウンの限界そのものでしょう。

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実務者同士で決着つけられなかったのをトップが判断するのならまだしも、最初からほとんどない状態ではうまくいくはずがありません。
ビジネスではあまりしない根回しも、外交ではどこの国も根回しするのが普通のようですから。
だとすると、根回し好きな日本は外交が上手なはずですが、残念ながらそんな話は聞いたことがありません。
むしろ日韓や日露の関係を見ると、下手な方でしょう。

さて、今回米朝が合意できなかったことについて、日本は得したとの声があります。


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今回日本が何かしたわけでもないのに向こうから朗報が飛び込んできたようです。
最近、外務大臣が何か言うと相手国が怒り出すのが多くなってきているので、何もしないほうが日本のためかもしれません。感情的な物言いが多いですからね。

根回しがうまくいくには、関連部門とパイプを持っている人が欠かせません。
まずはそこからでしょう。

 

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