おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

実はよくある大使館員募集

昨日は大使のことについて書きましたが、今日は大使館について。
大使館は、その国における本国の出先機関
住所こそ日本国のものですが、大使館内では日本ではありません。日本の法律が及ばない外交特権も認められていますね。
アフリカのどこかの国の大使が、大使館内でカジノを開帳していたというニュースもありました。
この件は論外としても、国家機密の塊なのは間違いないところ。
当然大使館に勤める人も厳重なチェックが行われていると思われます。

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さて大使館員というとどんなイメージがありますかねえ?
さっそうとした外交官や、制服を着た駐在武官といったところでしょうか。
中には映画や小説のように諜報活動を行っている人もいるかもしれません。

実は私が日本語を教えている人の中で、大使館に勤めている人が結構います。
さすがに外交官ではなく、1年とか2年の短期契約の人が多いです。
求職中の状態で日本語の勉強を始め、就職が決まったと喜んでいたのでどこか聞いたところ、大使館と言われてびっくりした記憶があります。
ごく普通の就職先として大使館はあるんですね。

大使館はいろんな活動をおこなっています。
自国企業の活動のサポートもその一つ。
例えばアメリカ大使館なら、商務部という専門の組織があります。

jp.usembassy.gov

 

フランス大使館でも、いろんな展示会にパビリオンを出展しています。

jp.ambafrance.org

 

こういったビジネス関係については、時代時代で求められるものが違ってきます。
同じ人間がずっと担当するよりも、その時点で知識と経験がある人に短期的に手伝ってもらった方が合理的です。
こういった人たちが日本企業とコンタクトをとっていくのですね。
肩書に弱い日本人にとって、大使館職員という名刺はかなり有効です。
その人が特定の分野に精通し、日本語も堪能となるとそれだけで信用してしまいます。
日本語は難しいと、変な先入観を日本人は持っていますからね。
こうした人材を配置して、戦略的に日本市場の開拓をおこなっているのでしょう。

さて、在外の日本大使館では同じようなことをしているのかはよくわかりません。
日本語のページには大使館員募集などはでていません。
中には日本企業支援という項目もない国の大使館もあります。
まあ、ジェトロとかが対応しているのかもしれませんが。
本省のキャリア官僚しか大使館員になれないとか、妙なプライドが邪魔していなければいいのですけどね。

 

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