日本ではあまり話題になっていませんが、ボクシングのWBA世界バンタム級チャンピオン、井上尚弥が日本時間の5月19日早朝、スコットランドのグラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でエマヌエル・ロドリゲスと対戦します。
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WBSSはボクシングの各団体王者などに参戦をよびかけて、1年程度かけてチャンピオンを決めるトーナメント戦です。歴史はありませんが、世界的に人気を呼んでいます。
井上選手は、バンタム級の大本命とみられていて、準決勝もほぼ間違いなく勝つだろうと現地のブックメーカーも予想しているようです。
いつか忘れましたがジャブだかフックだか、かすっただけで相手がダウンしたほどの威力のあるパンチ力の持ち主。世界的な知名度も高い選手で、将来は歴史的なチャンピオンになると言われています。
よく日本のスポーツ選手が活躍すると、「世界が驚いた~」とかいう誇大表現が使われますが、井上選手は掛け値なし。
グラスゴーでの試合がどんな雰囲気で行われるか、これで井上選手の人気がわかるでしょう。
ところで、この試合は有料放送のWOWOWで放送されます。
日本で日本人がからむボクシングの試合といえば、地上波の民放番組で放送されるのが当たり前です。
つまり無料放送ですね。
無料といっても、スポンサーがお金を払っているからできることで、そのスポンサーの商品のCMが合間に流されます。
今回民放で放送されなかったのは、スポンサーが出してくれるお金では放送権料が買えなかったということ。おそらく、決勝もWOWOWが放送することになるでしょう。
ボクシングに限った話ではなく、サッカーのJリーグもDAZNが放送権を獲得しています。
NHKも一種の有料放送とみれば、これからスポーツは有料放送でしか見られなくなる日がすぐそこまで来ているかもしれません。
でもこれは必ずしも悪いことではありません。地上波ではスポンサーの関係で、試合時間が延びても放送打ち切りになることがあります。
5月11日の陸上世界リレーもそうでしたね。これから日本が走るというタイミングで放送が終了。
さんざん煽っといてあの始末ですから、放送したTBSはクレームが殺到したのではないでしょうか。
文句言っても地上波ではどうにもなりません。スポンサーを裏切る訳にはいきませんからね。
クレームを受ける方もどうしようもないでしょう。
TV局の働き方改革という意味でも、スケジュール通りに進む番組に専念した方がいいのではないでしょうか。
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