世間を騒がせた金融庁の報告書。野党はいろいろ批判していますが、どんなに政府を責め立てても、逆に自民党が開き直っても、将来の年金が足りないものは足りません。
参院選の争点になるような新聞記事もありますが、野党が対案を示せなければ争点にならないでしょう。
結局、みんなが個人個人で準備を進めるしかないでしょうね。
これを受けてか、資産形成セミナーとかが大盛況のようで、ご同慶の至りです。
問題はこれに便乗した詐欺まがいの話が増えるだろうこと。
しっかり知識を蓄え、理論武装しなければなりません。
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これは詐欺グループだけではなく、証券会社や銀行などを相手にしても同じです。
経験上ですが、銀行員にしても証券会社の社員にしても、そんなに詳しいわけではありません。
ちょっと突っ込むと説明があやふやになることなどしょっちゅうです。
金融のプロといっても恐れるに足りません。
いろいろ勉強すれば、窓口に行っても相手のいいなりになることはありません。
彼らは専門用語を使って客を煙に巻くことが多いのですが、彼ら自身意味が本当にわかっているか怪しいものです。
わからない言葉は遠慮なく聞きましょう。
小学生でもわかるような説明ができないと、本当に理解しているとはいえませんからね。
適当にごまかす相手はさっさと切り上げましょう。
逆にわかりやすい説明をしてくれるのであれば、本物のプロ。
彼らのおすすめに従い、納得すれば買ってもいいのではないでしょうか。
そのためにはまずは勉強です。
マネー雑誌でもいいのですが、金融機関から広告料をもらっていることを忘れてはいけません。
黒を白とは書かないでしょうが、灰色くらいには書くでしょう。
あくまでも知識の習得までにして、雑誌のおすすめにそのまま乗るのはやはり危険だと思います。
その点、今週発売の週刊ダイヤモンドはあまり広告もなく比較的信用できそうです。
特集記事は「じぶん年金」。
どうやって自分で年金を作っていくかの記事が中心です。
いろいろおススメがありますが、これ持って銀行や証券会社の窓口で評価を聞くのもいいかもしれません。
ただ自分で資産形成を行うのはいいのですが、問題はいつどのくらい取り崩すかということ。
使うために貯めるわけですからね。
これに言及している記事は雑誌・新聞ともお目にかかったことがありません。
人それぞれで事情がことなるからでしょうが、FPの誰かが記事書いてくれないものでしょうかね。
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