3年に一度の夏のイベント、参院選が始まりました。7月3日は党首討論会が行われましたね。
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さて、内容はと言えば具体性のないものばかり。党のスローガンを言う程度でした。
この場には呼ばれていませんでしたが、内容の是非はともかく山本太郎議員の主張の方がよほど具体的です。
私はあまり山本議員は支持しませんが、政権与党への監視役としては貴重な存在だと思います。
揚げ足取りに終始するほかの野党と比べると、よほど頼りになります。
でも、これって間接的な自民党支持になるのかもしれませんね。
それはさておき、今回の党首討論会でもほとんど議題に上っていなかった皇位継承の問題。
平成から令和になった時、このままではとんでもないことになるとみんなが認識したはずです。
それなのに、新聞で見る限りどこの政党からも積極的な話はでなかったようです。
悠仁さまに万一のことがあったら、その瞬間に日本という国は日本ではなくなってしまうのですが。
好意的にみると、どの政党でも意見の集約が図れなかったのかもしれません。
自民党内でも、女系天皇を容認するひとがいるでしょうから。
でも、これは政治家の都合の話。時間は刻一刻と過ぎていきます。
女系天皇を認めるか否か。
今回の選挙の争点にしなくて、いつ争点にするのでしょうか。
個人的には解決策のない年金問題より、こっちの方が優先順位高いと思うのですが。
その点、ベテラン記者が揃っていた3日の討論会でも厳しい突っ込みがなかったのは残念。
せめて、何年何月までに結論を出すなどの言質はとって欲しかったですね。
さて、そのマスコミですが、現在大騒ぎになっている韓国への輸出規制についての報道。
特にタイトルに偽りありとの記事をみました。
これによると、新たに規制を設けたのではなく、優遇措置をやめてEUなど他の国と同じに戻しただけの話のようです。
当然WTOに違反などではありません。
であれば、「輸出規制」ではなく「優遇措置撤廃」にするべきでしょう。
ところが、こんな見出しが躍ります。
やってもいない「禁輸」と書かれています。
肝心の記事にも「禁輸」という言葉は使われていないのですが。
見出しだけで本気にするおっちょこちょいはどこの国にもいますから、日本がWTO違反行為を行っていると考えても不思議ではありません。
で、日本の報道を見て韓国のマスコミも大騒ぎ。困ったもんです。
さらに上を行くのは韓国政府。WTOに提訴など言いだしています。
本気で日本の対応を分析していない証拠です。それとも国内向けのパフォーマンスか。
確かに「規制強化」であれば、ゼロのものがプラスになるので怒るのはわかります。ただ、「優遇措置撤回」はマイナスのものがゼロに戻るだけ。韓国が日本に輸出する際におなじ優遇措置をとっていたのかはわかりませんが、報道されていないところからするととっていないのでしょう。であれば、条件がイーブンになるだけの話です。
日本政府もしっかり丁寧に時間をかけて説明するべきだったのに、それを怠りました。
もう一度しっかり本当の内容を説明して、報道させるべきでしょう。
今回の騒動の原因の種は韓国政府でしょうが、それを大木に育てたのは日本のマスコミ。
使う言葉一つで受ける印象は全く違ってくるのは言葉のプロならわかっているはず。
今一度報道を見直してほしいと思います。
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