おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

日本語学習者は順調に増えていますが、韓国人の学習者数は・・・

日本語教師をやっている私は、日本語を勉強する外国人が減ってしまうと商売あがったりになります。
幸い現在は多くの国からの学習者さんがいますので、その心配はあまりありません。

ただ、これまで結構な数の韓国人にも教えましたが、最近韓国人の学習者からのオファーがかなり減ってきたように思います。
別に数字取っているわけではないので、感覚でしかありませんが。
日本でも連日報道されている、反日不買運動の影響はあるでしょうね。
休みを利用して1か月くらい日本に滞在、そのついでに日本語を学ぼうという人は割といるので。

 

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この反日不買運動、それなりに成果をあげているようで、何かの記事で読みましたが日本製ビールの売り上げが14%減とか、ユニクロも17%減とか。
宅配業者の労働組合ユニクロ製品の配達を拒否するというのはさすがに呆れましたね。そんなことして荷主は怒らないんでしょうか。

実際、日本製品を壊したり、企業のロゴが書かれた箱を踏みつけるようなパフォーマンスが映像でも流れています。割とインパクトがあるせいでしょうね。
でもよく見てみると、参加者は数十人程度のごく少数です。
なかには報道陣の方が多い写真もみかけました。
数万人が集まった香港のデモとは文字通り桁が違います。
日本で言うと、右翼の街宣車レベルの話ではないでしょうか。

反日感情を強めている韓国人が増えているのは事実でしょうが、全員が映像にでてくるような集団ヒステリーを起こしているとは言えないでしょう。
本当にあれが支持されているのなら、数千人で日本大使館を取り囲んでもおかしくないですからね。
あの映像自体は事実を記録していますが、一面でしかないことを認識しておく必要があります。

そんな中で、興味深い記事がありました。
反日ばやりの中で、アニメは別というもの。

headlines.yahoo.co.jp

アニメの場合、気をもたせて次回に続くのはお約束。
特にこれまで見ていた連続ものであれば、次の話が気になるのは当然です。
こういったものはいくら反日でも影響はでないでしょうね。
代わりはありませんから。
こういったことを根拠にして、反日不買運動は過去も不発、今回も不発だという意見を目にします。

はたしてそうでしょうか。
代わりになる商品があれば、そちらに流れませんか?
韓国の消費者はくだらないパフォーマンスに加担はしなくても、いまはそういった商品を探している状態のように見えます。

たとえば日本製ビール。
ハイネケンバドワイザーとどのくらい違いますかね。
ユニクロは?
たしかにコストパフォーマンスは高いでしょうが、ユニクロでなければならない理由はないでしょう。日本だってしまむらがあります。ユニクロの代わりは何かが務めるはずです。
他に替えが効かないからこそその商品を買うのであって、他に同じようなものがあればそちらに流れても不思議ではありません。かつては日本人がよく食べていた鯨肉がいい例でしょう。商業捕鯨が復活しても消費はそれほど増えないはずです。もうクジラをたべる習慣はなくなっていますから。

反日ムードが去っても、これまで通りユニクロを買うとは限りません。その頃はもう代わりの商品のファンになっている可能性は高いでしょう。
一度離れた顧客を奪い返すのは至難の業とわかっているはずですが。

もっとも、韓国市場は期待しないというのなら別です。日本以上に少子高齢化社会になり、人口減が予想されていますし。
他の成長市場に注力するのなら、十分ありでしょう。
でもユニクロのうろたえぶりをみると、そうは思えないんですよねえ。

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