おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

大学入試の英語民間試験 いいとは思うんですけど

大学入試の英語試験で、民間試験の導入が延期されたそうです。

ポチっと応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

私が大学を受験したのは遠い昔ですが、それなりに試験勉強はしたのでここにきての方針転換がいかに大変かくらいはわかります。
受験生には心から同情します。
 
私が子供の頃から言われていたことですが、日本によって英語力の強化は必須です。
これまで日本の国力は上がる一方だったので外国から人が来てくれましたが、これからは頭を下げてきてもらう時代です。
その時に英語が通じないとなると敬遠されてしまいます。日本より働きやすい国はいくらでもありますからね。
そういった意味で、読む・聞く・書く・話すの4技能を伸ばす方針は正しいですね。
入試の一発勝負だと試験対策の巧拙で結果が違ってきます。
 
日本語もメジャーな試験として日本語能力試験があります。
読む能力と聞く能力の審査が主な試験内容で、話す能力は問われません。
この点現在の大学入試と同じなのですが、日本語能力試験では漢字の知識の有無がかなり得点を左右します。
試験が難しくなるほど漢字の量が増えてきます。漢字圏の受験者は、問題文の漢字で大体意味がわかってしまい、能力以上の得点をとれてしまうきらいがあります。
一番難しいN1を持っている中国人学習者で、日常会話もままならない人は珍しくありません。
試験対策をとれば、それなりの点をとれてしまうからですね。
同様に日本の高校の英語教育がこれまでの試験である大学受験を最大の目的としているならば、英語を話す能力の向上は見込めないでしょう。
英語の民間試験の詳細は英検くらいしかわかりませんが、日々英語に触れていないと得点をとれない試験なら、導入する意義は十分にあると思います。
 
問題は4技能を伸ばす方針をどう実現させていくのか、文科省でのプロジェクト遂行能力がダメダメだったこと。
前の文科相の人は残念がっているようですが、指摘されている課題を放置したままなのにどの口が言うのかという感じがします。
萩生田文科相の身の丈発言が集中砲火を浴びていますが、それよりも引き継ぐときにこの遅れの対策がどうなっているのかを問いただすべきだったでしょう。
身の丈発言もそうですが、前日までの国会答弁を見る限りそれほど危機感を持っていたとは思えません。
 
萩生田さんは安倍首相の最側近ともいえる人。
モリカケ問題に最終的にふたをするために文科相になったのかと勘ぐってしまいます。
 
スポンサーリンク