おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

主語を書かない新聞記事はフェイクニュースと同じだと思います

なんでこんな内容が新聞記事になるのか不思議です。
愛媛県の幹部が、韓国との定期航空便に乗るよう働きかけたというものです。
この記事よんで、愛媛県はひどいところだとか思う人はどれだけいるんでしょうかね。
もしかしたら、私の感覚がおかしいのかもしれませんが。

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依頼したという幹部は松山空港の国際線の振興を担当しているそうです。
もはやニュースにもならなくなった韓国人観光客の減少により、ソウルとの定期便が休止になるのをおそれているのでしょう。
他の運行都市は上海と台北しかありませんから、休止になると33%減ということになります。
それは担当部署としては必死でしょう。
「ソウル便に乗ってくれ」というのがそんなにおかしいことなのでしょうか。
 
まあ、半強制という感じはしなくもないですが、そんなの民間会社では日常茶飯事です。
大きな会社と取引をしようとするときは、社員に買わせるなんて普通でしょうに。
私が以前属していた会社も、いろんなサービスの申し込みとか、買い物をするとか、いろいろ散財させられましたね。
納得はしていませんでしたが、会社としてもしょうがないのかなとは思っていました。
 
この記事でよくわからないのは、誰が批判しているのかはっきり書いていないこと。
「お願い」された県職員なのか、県民なのか、この記事を書いた記者なのか。
よくある「関係者」とかでもないようですし。
まさかネットの掲示板を拾ったわけではないでしょうが。
なんとなく批判の矛先を県幹部に向けさせようという世論操作と言われても仕方がありません。
 
社会人になりたての頃、会議の議事録を書くときには「誰が」「何を」「どうする」「いつまでに」を必ず書くよう指導されました。
とりわけ大事なのが「誰が」です。
日本語は主語がなくても運用できる言語です。
それだけに誰が責任を持つのかあやふやになりやすいです。
会議の結論は、以後のビジネス活動のインプットになります。
その時に責任範囲をしっかり示しておかないと、会議で決めた方向性がぶれてしまいます。
 
新聞記事も同様だと思います。
批判の声をあげているのは誰で、その人はどんな不利益を被ったのか、また被りそうなのか、はっきり書かないとフェイクニュースと違わないと思いますが。
 
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