おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

外国人には丁寧さよりもわかりやすさ

現在のところ、私が日本語を教えている日本在住の外国人でコロナに感染した人はいませんが、感染の疑いで病院に行ったことがある人はいます。
その人は日本語が上級者レベルなので診察には困りませんでしたが、もちろんそんな人ばかりではありません。
英語が話せるお医者さんもそれなりにいますが、なかなかネイティヴレベルとは言えないようです。
やっぱり使われるべき言葉は日本語になります。
それもやさしい日本語。

 

上記の記事は医療現場ですが、普通の小売店でもまったく同じ。
日本に住んでいたら、日本人は英語が苦手なことはわかっていますから、英語で会話することを期待していません。
英語に自信があるひとならともかく、そうでない人は難しい言葉や表現を使わない日本語で会話する方がわかりやすいのです。
 
具体的には敬語などは使わないことがまず一つ。
敬語は初級の最後の方で勉強しますから知らない人が多いのと、勉強しても難しくて使うのをあきらめる人も多いです。
 
なので、
「どうなさいましたか?」は、
「どうしましたか?」で十分。
 
そもそも日本人でも敬語が苦手な人が多く、堂々と間違えた表現を掲げています。
例えば、
「窓口でチケットをいただいてください」とか。
正しくは、
「窓口でチケットをお受け取りください」です。
間違えるくらいなら、最初から使わないことです。
 
また、漢字の言葉よりもひらがなの言葉の方がわかりやすいです。
「腹痛ですか?」よりも、
「お腹が痛いですか?」のほうがわかりやすいのです。
 
相手が子供ならともかく、やさしい日本語を使って立派な大人に話しかけるのにちょっと躊躇しがちです。
ところがほとんどの外国人は初級レベルです。
丁寧さよりもわかりやすさ重視の方が、結局はお互いのためになるんですよね。
 
スポンサーリンク