おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

目は口ほどにものを言う

対面での日本語レッスンを再会して1か月くらいたっているけど、以前のままというわけにはいきません。
生徒さんはマスクを、教える私はフェースシールドをつけています。教える方は口の形をみせなければなりませんからね。

 

日本語は母音が5つしかないので、発音はそれほどむずかしくないのだけれど、長音の発音は少し苦戦します。
たとえば、病院と美容院。なかなかうまくいえない人は多いです。
この場合は、美容院のときの「び」を口を横にひろげさせて先に発音させ、「よういん」をいってもらうのですが、マスクをしていると相手の口が見えないので、こちらが苦労します。
 
マスクをするということは、目以外は相手から見えないことになります。
教えていて、理解が今一つという時は表情からみてとれるのですが、マスクをされているとそれがわからないのです。
特に欧米系の人。
 
少し前に新聞記事で読みましたが、欧米の人がマスクをしなかったのは、口元で意志を表すことが多いからだという説があるそうです。
マスクをすると、意思疎通に欠くことがあるからマスクは避けられていたと。
逆に日本人は目元でコミュニケーションをとることが多く、サングラスをかけない人が多いそうです。
本当かどうかはわかりませんが、それなりに説得力があります。
 
ニュースを読むアナウンサーでマスクをしている姿は見たことがありませんが、記者会見をする政治家の人でマスクをする人は多いです。
2m離れていれば問題ないはずですけどね。
表情を読み取られないためにしているとしたら、逆効果かも。
目からだけしか情報を得られないので、かえって注目されてしまいます。
 
例えば、公明党の幹事長が記者会見したときの映像。
総選挙の公認候補を決めたとのことで、解散がもうすぐなのかと聞かれた時の対応です。
1分30秒くらいからです。
もちろん解散を見込んでいるとかいうはずがありませんが、それを答えているときに目がしばたたいています。
どうやら100%本当のことは言っていませんね。
この秋の選挙はかなり可能性は高そうです。
 
顔全体ならもう少しうまくごまかせたかも。
 
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