前々からマイクロソフトは宣言していましたが、いよいよWebブラウザ「Internet Explorer」(IE)のサポート終了が正式に発表されました。
安心して使えるのもあと約1年になります。
ちょっと感慨深いです。
以前ITの仕事をしていた時、社内Webシステムの管理者を担当したことがあります。
ざっと15年くらい前のこと。
当時の社内ではWindows標準搭載のIEが絶対的に使われていて、昔のなごりでNetscapeやAppleユーザがSafariといったブラウザを少数の人が使っていました。
日付の受け渡しのロジックがブラウザ毎に違っていて、日付のチェックでIEでは大丈夫なのに他のブラウザではエラーになるということもありました。
できあいのシステムで改修費用が結構かかることもあり、サポートブラウザはIEのみ。
「IE以外は使えません」と言っているのに、別ブラウザでエラーになるという問い合わせをよく受けたものです。
3年程度担当しましたが、異動になりその後退職したので、それからどうなったかはわかりません。
さすがにもう動いているとは思えませんが、もし動いていたらあと1年で対応しなければいけませんが大丈夫かな。
15年前は社内システムということもあり、IEだけというのも許されましたが、今はダメでしょうね。
大規模接種の予約システムで新しい障害がみつかりましたが、なんとも不思議な障害。
生年月日の誤入力や画面遷移など、一番にチェックするべき内容です。
まさかブラウザの考慮を忘れたとか、そんなオチはやめてほしいところです。
スポンサーリンク