小中学校の学習端末のアプリで、中傷やいじめなどのトラブルがあったそうです。
なんでも、児童がアダルトサイトをみたり、無断で撮影した写真を共有したりとか。
おひとりさまの私はもちろん子供がいないので、学習端末が配布されているのは知っていても、どんな感じで使用されているのかはわかりません。
なので一般的な想像しかできませんが、配布する学校がなんらかの対策をとっていないのに驚きました。
学習用に使う端末なのだから、勉強以外には使えないようにしておくのが当然だと思っていましたが。
学校が生徒児童に配布する端末と、企業が社員に配布するのと基本的には同じなはず。
今や企業は、社員が悪いことをするという性悪説に立っています。
だからアクセス制限や操作履歴の取得など、対策をしているわけで。
これは窮屈そうではありますが、ルールを守っている人を保護する意味あいもあります。
社員に貸与しているのは業務で使うからであり、それ以外のことに使わせないのは当然のこと。
この考えは学校では通じないのでしょうか。
学校の学習以外には使用できなくすることが、そんなに難しい話とも思えないのですが。
学校のことなので、所管は文科省。
文科省には、このあたりの全体図を描ける人はいないのかな。
このままでは第2のCOCOA化は必至です。
そうならないためにデジタル庁を作ったのだろうけど、相変わらずのやる気のなさが素敵です。
四六時中監視しているというのはさすがに無理だろうけど、操作履歴をとっていることを知らしめるだけでも抑止効果はあるはずですけどね。
COCOAなんかさっさと廃止して、浮いたお金で学校端末管理システムでも作った方が絶対ためになるよなあ。