入国制限が緩和されてから日本で働く人たちが来日するようになりました。
私が日本語を教えている外国人の務めている企業でも結構増えてきたようです。
彼らの多くは、日本企業に勤めるというよりも、日本で働くことの方が重要なよう。
円高基調のころならわかりますが、しばらくは円安が続くのに大丈夫なのかと他人事ながら気になります。
観光なら安く楽しめるでしょうが、働いて住むとなると賃金も安いのであまりいいことないし、帰国してもあまり貯えは増えていないということになるのだけれど。
それは百も承知で来ているならありがたい話ですが、そうなると日本のオフィスで働く方が大事ということになります。
まさにこの記事のとおりで、外国からの新入社員が増えてきたのでリモートワークが減ってきたと、私の生徒さんが苦笑していました。
やっぱり対面で仕事をしたいようで、リモートだとわざわざ日本に来た意味がないですからね。
オフィスは単に仕事をするだけの場所ではなく、社員のコミュニケーションの場としても有効なはず。
ずべてリモートだと、社員のアイデンティティにも関わってきます。
家賃の高いオフィスビルを何フロアも借りる必要はないだろうけど、そこに行けば社員の誰かがいるという安心感は格別。
オフィスの役割もこれからどんどん変わっていきそうで、数年後はどうなっているんでしょうね。