テレビ朝日の松尾アナウンサーがウクライナのニュースを読んでいるときに涙をながしてしまい、世界でも話題になっているようです。
松尾アナは朝の番組に長いこと出ていて、非常に落ち着いた語り口で安心して見ていられました。
感情が表にでるようには思えない人でしたが、よほど我慢できない内容だったのでしょう。
AIがニュース読んでいるわけではないので当たり前ですが、アナウンサーは人間の仕事。
うれしいニュースなら伝えがいもあるでしょうが、今回の遊覧船の事故のニュースとか伝える方もつらいでしょうね。
アナウンサーだけではなく、ウクライナの映像で遺体が映っているものはモザイクがかかりますが、編集しているのは日本のテレビ局の職員。
なにかの番組で言っていましたが、相当メンタルがやられているらしいです。
マスコミは一見華やかに見えますが、陰ではかなり苦労があるのでしょうね。
言いたいことを言えないのはストレスがたまりますが、言いたくないものを言わなければいけないというのも、仕事とはいえかなりつらいものがあるはず。
アナウンサーの退職の記事はしょっちゅう目にしますが、このあたりも影響しているのかもしれません。
視聴者なら見たくなければ他の番組を見ればいいけれど、伝える方は逃げるわけにはいかない。
将来本当にAIがニュースを読む日が来るかもしれないな。