サッカー日本代表の2022ワールドカッププロジェクトはクロアチア戦の敗戦で終了。
このプロジェクトの評価はどんな感じになるでしょうね。
目標はベスト8だったので、結果だけみれば目標未達成で成功にはなりません。
ただ、前回大会と同じくグループリーグは突破したわけで、失敗したというほどでもなさそう。
少なくとも世界に遅れをとったわけではないので。
達成率は80%といったところでしょうか。
コロナで強化が思うようにできなかったことを考えると、サッカー協会はどう判断するでしょうか。
決勝トーナメントには過去3回進出しているので、何が不足していたのかはわかっていたはず。
今回はPK戦で敗れたわけですが、その前にもう1点取れなかったのか、逆に相手に1点とられないようにできなかったのか、延長の戦いは問題なかったのか、プロジェクトマネージャーとしての森保監督のやり方を検証しなければならないはず。
それを考えると、今の段階で続投を決めるとかは普通の組織では考えられません。
続投させるなら、今回の反省を踏まえてどのような方向性で今後4年を率いていくのか、その考えをレビューして納得できるようになっていなければ。
記事の内容をそのまま信じれば、なおさら現時点での続投決定は時期尚早に思います。
今の日本は「感動した!」一色ですが、それに引きずられることのないようにしっかり評価を進めてほしいですね。
あと、森保監督にとって有難迷惑だったかもしれないのが、岸田総理からの電話。
岸田さんも電話するならベスト8に行った後にするべきでした。
まだ目標未達成の状態なのに、人気取りがみえみえの電話につきあわされて森保監督は気の毒でした。
ベスト8に向けて集中していたかったでしょうに。
こんなことで支持率なんか上がらないのだから、さっさと問題大臣を更迭すればいいのにね。