おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

馬主組合に3000万で贈収賄になるのかなあ

久しぶりの贈収賄事件。
知らない政治家なのであまり興味がなかったのですが。
舞台が馬主組合ということでちょっと面白そう。

 

www.asahi.com

 

組合名は「パープルパッチレーシング」。
収賄の疑いをかけられている社長さんと組んでいるとのこと。
どんな馬を持っているのかとおもったら、地方競馬だけみたいですね。
ちなみに、地方競馬の馬主になるのはそれほど難しくありません。
個人でも所得が500万以上ですから、ちょっと高給のサラリーマンなら大丈夫。
秋本議員の場合は組合ですから、さらにハードルは下がります。

 

https://www.keiba.go.jp/association/owner_faq.html


「パープルパッチレーシング」の保有馬、8月7日現在では7頭が登録されています。

 

 

https://www.netkeiba.com/


JRAで未勝利で終わった馬を買い受けたと思われるのが2頭いますが、残りの5頭はセリや庭先で購入したもの。
庭先の場合は牧場から直接買うのでわかりませんが、セリの場合は購入価格がわかります。
調べてみると大体200万円前後で購入しているので、庭先などでも同様でしょう。
すると、全部で1400万くらい。

 

あとは毎月発生する預託料。
川崎が2頭、名古屋が1頭、岩手が3頭、北海道が1頭。
南関東の川崎がちょっと高いので、大体毎月150万~200万くらいはでていくはず。

となると、3000万円であればそんなにおかしい金額ではなさそうです。
ただ、議員本人はあまり出していないように思えます。
問題と言えば問題でしょうが、組合馬主なんてそんなものと言えばそんなもの。
分担した費用に応じて賞金を分配するとか、ルールが定まっていればそれでおしまいでしょう。

 

問題は、馬の実力がそれなりなこと。
稼ぎ頭の総賞金が190万円ですから話になりません。
赤字も赤字、大赤字です。
わざわざ損させる贈収賄というのもなかなか聞きません。
本当に贈収賄なら、南関東に強いもっと血統のいい馬をセリで買えばすむ話。


こうして見ると、この事実だけで贈収賄はなかなか難しいように思いますが、仮にも東京地検特捜部。
これを突破口にして別の何かを掴んでいるのかもしれません。


税金対策かマネーロンダリングに使った可能性はありますが、それなら動くのは国税のはず。
もしかするともっと大物を狙っているのか、このあとの展開が楽しみになってきました。