OSKのトップの人の退団がニュースになっていました。
宝塚と違って、これまであまりニュースになっていませんでしたが、やっぱり「ブギウギ」効果でしょうか。
大阪局の朝ドラは宝塚のOGが多く出演しているイメージ。
これからはOSKのOGも増えるかもしれませんね。
朝ドラ出演の宝塚のOGで印象に残っているのが「おちょやん」に出ていた明日海りおさん。
いかにも宝塚トップというオーラが出ていました。
ただ、その分脇役は似合わない感じがします。
どこか主役でないと十分輝けないようにも思えました。
ドラマの主役は基本的に一作品に一人だけ。
主役級の役者さんというとかっこいいけど、そんなに数はこなせない。
キャスティングの仕方はわからないけど、まずは企画があってそのイメージにぴったりくる役者さんに主役をオファーするのではないかな。
その企画は時代によって違ってくるわけで、時代に合わないと主役も回ってこないでしょう。
バブルの頃に流行っていたトレンディードラマで主役を演じていた人が今も主役を演じているのはごく少数。
それどころか、あの人は今状態の人の方が多そう。
今の若い役者さんで飛ぶ鳥を落とす勢いの人がいるけど、10年後どのくらい残っていることやら。
その点、脇役はいろんな作品にでられます。
私と同年代の俳優さんで、現在でもドラマでみかけるのは脇役で腕を磨いてきた人ばかり。
太く短い主役を目指すか、細く長い脇役に徹するか。
役者人生とはよく言ったもの。
人の生き方そのものですからね。
