もうすぐ始まるパリオリンピック。
出場を決めている女子7人制ラグビーの選手が小池知事を訪問したという記事をみかけました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/91fbf7bc9e8a77662912363c681a7c1725402891
その中で選手の一人が「日本は今一番メダルに近いチームだと思っている」と発言。
これ素直に読むと全参加チームの中で一番メダルに近いのは日本と読めます。
現在日本の女子7人制のランキングとしては、9位くらいが妥当なところ。
下の図は開催中の7人制の大会のランキングです。
https://www.svns.com/en/standings
序盤は苦戦が続いていましたが最近は尻上がりに調子をあげていて、直近の大会ではランキング4位のアメリカに勝つなどなかなかの成績を収めました。
でもどんなにひいき目に見てもベスト8まで行ければ大健闘。
メダルなど取ろうものなら男子15人制のワールドカップ、2015年の南アフリカ戦勝利に匹敵する大事件。
もちろん選手もわかっているはずで、先の発言は大ぼら吹きと思われても文句は言えない。
ただ、よく眺めてみると「過去のチームと比べて今の日本は」という風にも見える。
これならわかります。
東京大会は最下位の12位で、その前のリオ大会では12チーム中10位。
過去と比べても最強クラスなのは間違いなし。
最近の成績から決してメダルは夢物語ではありません。
改めて日本語での表現の難しさを感じる。
英語なら誰が何をどうするというのが明確になっていますからね。
まあ、本当にメダルを取ってしまえばどっちでもよくなりますが。
NZ、オーストラリア、フランスの壁はとてつもなく厚いけどがんばってほしいところです。