それなりに大きなニュースになっている東京国立のマンション解体。
法律上特に問題ないのに解体するとかでいろいろ憶測をよんでいます。
積水ハウスは大企業だし、株価もそれほど落ちていないみたいなので、影響はあまりなさそう。
それよりも7月引き渡し予定だったのだから、購入者についてどんな影響があるのか全然報道されていません。
国立は多摩地区にあってもかなりハイソなイメージ。
そこに富士山の眺望を売りにするマンションだから、相当な売り出し価格だったはず。
ネットの痕跡をみると7000万から9000万くらいだった様子。
準富裕層くらいじゃないと手が出ない値段です。
不動産投資目的ならともかく、実際に住む予定の人だったら現在の家を売るとかで資金を調達したはず。
これが白紙になるのだから、マンション解体とはまた別の問題が起こ ります。
売り主から売買契約を解除するのなら、手付金の倍返しが普通。
ただ期限もきまっているから、もう過ぎているのではないかな。
そうすると違約金を払うことになるけど、その分は積水ハウスは負担するのだろうか。
それどころかもう引き渡しが済んでいたら住む場所がなくなってしまいます。
この場合の補償金とかどのくらいになるんだろう。
解体費用は数億円らしいけど、18戸全部の賠償はその何倍にもなるのではないかな。
購入者に積水ハウスはどんな対応をするのか、マスコミはしっかり伝えてほしいな。
今はこうやって気の毒がっているけど、いつか自分の身にふりかかってくるかもしれない。
サ高住とか身体が動かなくなって、なけなしのお金を使って入居したものの、サービス提供の企業が倒産するかもしれない。
そのときこれまで住んでいた家を引き払っていたら。
かんがえたくないけど、ありえる話しだよなあ。