会社員の方たちにとって年末の楽しみといえばボーナスでしょうか。
個人事業の私にはもう縁遠くなりましたが。
米中摩擦の影響を受けて来期以降の業績は不透明ですが、今年に限ればいい金額がもらえた人が多かったのではないでしょうか。
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ところで収入が多くなるのは結構なことですが、頭が痛いのはそれに比例して税金や社会保険料の納付額もまた多くなること。
2019年10月からは消費税も上がりますから、手放しでは喜べませんね。
税の仕組みを理解するには、会社員(給与所得者)の人でも確定申告するのがいいです。
給与所得は会社が本人に代わって税金の申告をしてくれるので、楽なことは楽ですがその分無関心になりやすいですね。私もそうでしたから。どうしても手取り額の方に視線を移してしまいます。
アメリカなどは自分で申告するのが普通ですから、税の使い道にはとても神経質だそうです。
そう考えると一見楽な源泉徴収制度は、税の使い道を国民の目からそらせる国の陰謀という気もします。
まあ、それはさておき給与所得者の人でも一時所得が20万円を超えたり、複数の企業から給与をもらっている場合などは確定申告する必要がでてきます。
一方、高額の医療費支払いとか、寄付を行った場合などで税金が戻ってくることもあります。ですから、結構な数の人が確定申告の対象者になりうるのです。
ところで、12月15日の日経新聞に「確定申告が手軽に」という記事が載っていました。
なんでも、一部スマホやID・パスワードで確定申告できるようになるらしいです。
現在、e-Tax等で確定申告するにはマイナンバーカードとカードリーダーが必要です。
これが結構億劫になるようで、確定申告しなくなる人がでてくるのです。
カードリーダーは申告者が準備しなければなりませんから、お金もかかります。
ただ、10年くらい前の話ですがe-Taxを使って確定申告する人の場合は、初回だけカードリーダー代相当分がキャッシュバックされました。今はどうなっているかはわかりませんが。
それもあってでしょうか、2019年の確定申告(2018年分)からアンドロイドのスマホであれば、カードリーダー代わりに申告できるようになるようです。
仕組みそのものは日経記事には書かれていないので詳細不明ですが、当然本人認証とか必要でしょうから、高度なセキュリティーが必要になりますが大丈夫なんでしょうか。
どうもこの手のファーストユーザ(正確には違いますが)にはなりたくないですね。
何年かたって安全性が確立されてからの方がいいように思います。
ちなみに私は青色申告会でやってくれますから、昨年と同じくマイナンバーカードだけで申告完了です。
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