おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

紙幣の図柄変更 野口英世が変わるのはいいのですが

1000円札・5000円札・10000円札の図柄がそれぞれ変わるそうです。
まあ、長い間使っていると偽札の恐れがでてきますからね。

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個人的には1000円札が変わるのがよかったと思います。
外国人に入門レベルの日本語を教える時、日本のお金(のおもちゃ)を使って買い物のロールプレイをすることがあります。
そこで、ごくたまに紙幣の肖像をみて誰か聞かれることがあります。

福沢諭吉樋口一葉はまだいいのですが、問題は野口英世
日本人では知らない人がいないくらいの有名人ですが、それはこどもの頃のエピソードによるものが大きいでしょう。
火鉢に手をつっこみ、手が不自由となる少年時代を過ごし、友人の寄付で手術を受けて手が自由になったことが医者を目指すきっかけになったというもの。

それ自体はよくある(かな?)お涙頂戴ストーリーですが、その後努力して研究者としての地位を獲得し、病原体を発見したことから偉人の仲間入りを果たしています。
ところが、発見したとされる黄熱病の病原体が別の病気の病原体と同一であることがわかり、あっさり評価は覆ってしまいます。
つまり、野口英世最大の功績が否定されてしまったわけで、そうなると子どもの時に悲惨な体験をした、すこし手先が器用な研究者という存在でしかなくなります。
だから、野口英世を説明するときは日本でちょっと有名なお医者さんという風に言うしかありません。
野口英世が嫌いというわけではありませんが、やはり変わってもらうとほっとします。

これが北里柴三郎ともなると、ペスト菌を発見するなど語るべき業績に困りません。
紙幣はその国の顔ともいえる存在ですから、それなりの人物を採用してほしいもの。
2024年と言わずもっと早くに変えてほしいですが、自動販売機の対応などそれなりに時間とコストがかかります。
早速、新札関連の企業の株が上がったとのことで経済効果に期待する声もありますが、そのコストはだれかが払わなければなりません。
それが利用者になる可能性は高いでしょう。

消費税が上がってしばらくした後ではありますが、もろ手を挙げて歓迎というわけにはいかないかもしれません。

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