日本で知らない人のいないソフトバンクグループのトップ、孫正義氏がビットコインで多額の損失をだしていたとの報道がありました。
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その額、驚くなかれ145億円!
事実だとすると、一般のサラリーマンの生涯年収が2億円だとして、70人以上分の金額をあっという間に溶かしてしまったことになります。
日本で1,2を争う大金持ちのやることは、文字通りケタがちがいますね。
こういった取引は基本的にゼロサムゲームですから、145億円分得した人がいるはずです。
もちろん一人ではないでしょうが。
それにしても、ビジネスでは百戦錬磨の孫氏にこれだけ損失を被らせるとは、仮想通貨市場とは恐ろしいところです。
億り人なる言葉も生まれたくらい、ビットコインの相場は乱高下が激しいので有名。
投資初心者が手を出すような相場ではないのでしょう。
記事が正しいとすれば、孫氏がビットコインを買ったのは2017年の終盤ですから、相場が急落するちょっと前のこと。まさに高値づかみをしたことになります。
30年前の株のバブル相場もそうですが、どこでバブルが崩壊するかなど、人間にわかるはずもありません。
超人的なビジネス能力をもつ孫氏も失敗するくらいですから、ごく普通の能力しかもたない私のような人間は、投資するとしてもコントロールできる金額で恐る恐るやるしかないのかもしれません。
まあ、すべては後出しジャンケンですが、ビットコインをはじめとする仮想通貨の盛り上がり方は異常としかいえませんでしたね。
どこまで実態があるのかわからないのに、命の次に大事なお金をよくかけられたものだと思います。
仮想通貨で使われているブロックチェーンの技術の素晴らしさはなんとなくわかるのですが、それが仮想通貨の価値上昇となぜ結びつくのか、いまだにわかりません。
通貨というからには、交換価値をもっているはずです。リンゴ1個=〇〇ビットコインという式が成り立たなければなりません。日本ではそれは円の役目です。
現在ビットコインの交換は、市場においての円やドルなどの通貨相手しかないといっていいでしょう。
ビットコインで払えるスーパーは聞いたことがありませんから、その価値は通貨をとおしてのみとなります。
利用する場所がないのですから、価値があがるとしたらみんな上がると思っているからとしか言いようがなく、その期待が崩れたら暴落するのは当たりまえです。
雑誌もいくつか創刊された仮想通貨。将来はどこに行くのでしょうか。
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