まだ食べられる食品を捨ててしまうムダをなくすことを目的にした食品ロス削減法が成立したとのこと。
結構なことです。
超党派での議員立法とのことで、丸山某のようなろくでもない国会議員だけではないことがわかったのはよかったと思います。
でも現在は箱だけができた状態。
実際に中身が作られるのはこれからですが、何事もスタートの号砲が鳴らないと始まりませんからね。
ポチっと応援していただけると嬉しいです!
理念はよくても実際にどうすればいいかは悩みどころです。
コンビニ各社は賞味期限が近づいたものは実質的な値下げを考えているようですね。
デパ地下の6時過ぎを見ると、わからないではありません。でも効果があるでしょうか?
閉店時間が決まっているデパートは、安売りの時間も決まっていますのでその時間帯を目指して客が来ます。いわばデパートが主導権を握っています。
これに対して、コンビニは24時間営業。いつ客が食べ物を買いに来るかはわかりません。
店が困るのは、客が買いたいのに売るものがない欠品状態。
夜にお腹がすいて深夜に行っても「あの店弁当買いたくてもないんだよなあ」という評判になると客足が遠のきます。だから実需よりも多少多めに発注する傾向があります。
食品ロスが多いのはこれも一因ではないでしょうか。
セブンイレブンの名前のとおり、夜11時に店を閉めればデパ地下と同じ戦略がとれます。たとえば夜10時過ぎたら30%オフとすれば、相当の確率で販売数が予測できるはずです。
あとは食材でしょうか。
生の魚や肉など、どうしても全数完売とはいきません。
夜遅くスーパーに行くと、値下げのシールが貼られていても売れ残っているものは多いです。
弁当の材料にするとしても大手のスーパーなら可能でしょうが、個人商店などではそうもいきません。
これらも捨てているのかわかりませんが、何かの原材料には回せるはずです。
食材に明示されている賞味期限など一般家庭でのものでしょう。
外食産業など、保存や加工の施設が充実しているところでは十分使えると思います。
大手の弁当チェーンなど、ちょっとした駅前にはかならずあります。
こういったところに融通できるような仕組みができれば食品ロスも減ると思いますが、どうでしょうね。
スポンサーリンク