おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

日本語は大和言葉と漢語と外来語でできていますが、韓国語は?

日韓関係は悪化の一途をたどっていて、銀座の街でもよく耳にした韓国語の会話がかなり減ってきたように感じます。
日本語教師の私としては日本語を学ぶ韓国人が減るのはそれなりに痛いのですが、こればっかりはしょうがないですね。個人の努力ではどうにもなりません。しばらくこの状況が続くと覚悟するしかなさそうです。

ネット上でも日韓関係の記事で埋め尽くされていると言っても過言ではありませんが、その中で気を引いた記事がこちら。

www.sankei.com

 

ポチっと応援していただけると嬉しいです!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ おひとりさまへ

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ

韓国の新聞社が運営している日本語版サイトの記事の見出しが、韓国と日本とで違っているらしいです。
この記事によると、
韓国版「日本の韓国投資1年間でマイナス40%・・・」
が、
日本版「韓国はどの面下げて日本からの投資を期待してるの?」
になっているとのこと。

たしかに変わり過ぎです。
「どの面下げて」という日本語表現が、韓国語にあるのかわかりませんが、意訳の域を超えているのは確かでしょう。
といっても、韓国版の内容の日本語訳が正しいのかはわかりませんけどね。

以前と比べて、韓国マスコミの日本語サイトで掲載されている記事はかなりこなれた日本語になっています。おそらく日本語ネイティブの在日の人が翻訳(or作成?)しているのだと考えられます。

日本語については、古来から話されていた大和言葉、中国から伝わった漢語、中国以外の国から来た外来語の大きく三つに分けられるのが一般的です。

最近大和言葉に関する書籍を本屋の店頭でよく見かけるようになりました。
なぜかよくわかりませんが、大和言葉は耳に心地よく、柔らかな印象を与えます。
大体読んでいてうまいと感じる文章は大和言葉の使い方が上手なように感じます。
だからにわかにブームになっているのかもしれません。

そこで韓国語です。
韓国語に大和言葉に該当する表現があるかは勉強不足で知りませんが、長い事中国の冊封国だったので中国語の影響を強く受けていると思われます。
実際、北朝鮮の声明を日本語訳したものは漢語だらけで、非常に硬い印象を受けます。
韓国語もそのまま訳すと漢語だらけになって、日本人にとっては刺激が強い表現になるのかもしれません。
かといって、大和言葉を使うと必要以上にソフトなイメージになってしまう。
どちらにしても韓国人の気持ちを100%誤解なく伝えるのは難しいことになります。
同じ中国から影響を受けていることから来る悲劇とも言えます。

以上はわたしの思いつきでしかありませんが、それほど間違っていないとすると、本音部分で日本と韓国(朝鮮)とが分かり合うのは永遠に無理になります。それぞれがよって立つ言語に共通部分がないのですから。
もう2か国間で問題を解決するのはあきらめて、アメリカあたりに仲介を頼むしかないように思います。

スポンサーリンク