おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

面白い話し方には型がある 日本語の教え方にも型がある

話が面白い人とつまらない人の決定的な違いについての記事ということで、つい読んでしまいました。
記事の内容からして、スピーチのような大勢の前で話す時についてのようです。

結論から言うと、「型」をもっているかいないかということらしいです。
肝心の「型」については「本を買ってよ」ということでしょうか、説明はありませんでしたが。

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話し方というと、何もルールがないように感じますが、そんなことはありません。
起承転結とか序破急とか、人が何かを伝えようとするときにはわかりやすい方法がいろいろ考えだされています。
記事を書いた人はそういうことを言っているのだと思います。

私は日本語教師になるときに養成講座に通いました。
日本語の教え方はある程度パターン化されていて、まさにこのパターンが「型」といえます。

日本語のレッスンは初級レベルでは、大体以下のような流れで進んでいきます。

導入(実物・絵カード)・・・理解させる
機械的な練習 ・・・記憶させる
実践的な練習 ・・・運用させる

という感じです。

導入は、語彙や表現などを既習のものや実物などわかりやすいものを使って説明して、どういうものか理解してもらいます。
機械的な練習は、導入した語彙や表現をそのままオウム返しするリピート練習や、言葉を変える代入練習などをおこないます。
実践的な練習では、いろんな状況を想定して学習した表現などを使って文を作り、しっかり意思疎通できるかを練習します。

これは長い歴史の中でいろいろ試行錯誤した結果、現在一番いい方法として行われています。
外国語の習得方法は現在でも世界中で研究されていて、何十年か後は別の方法がスタンダードになっているかもしれません。

日本語教師はこれを基本とし、自分なりのやり方を加えていきます。
私が参考にしたのが、もう終わってしまいましたが、NHKEテレの「しごとの基礎英語」。
大西先生の進め方です。
番組では生徒役の人が実際のビジネス現場の状況で、自分の知識で文を作る場面が放送されます。
その表現を大西先生がチェックし、通じなければ修正します。
その後、模範となる表現を説明し、その表現を生徒役の人がリピートするというもの。

参考になったのは、どんなにダメダメな表現でも必ず何かいいところをみつけて褒めてあげたこと。
そのあと手厳しく批評を行います。

外国語ですからね、うまく話せないのが普通です。
失敗したからそれを責めるのは酷というもの。
まずは褒めてあげる。直すのはそのあと。
一応、これが私の教える時の「型」でしょうかね。
幸い、あまりクレームを受けることはないので、効果があるのかなと思っています。

自分で話すときの癖も型といえるかもしれません。
自分ではなかなか気づかないので周りの人の言い方を観察して、いい方法ならまねて、悪い言い方なら気をつける。
これを意識するだけでも、話が面白くなるかもしれませんよ。

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