おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

結果がすべて 勝たなければ誰もふりむいてくれません

ラグビー日本代表への賛辞はすでに食傷気味ですが、さすがにこれはどうなのという記事をみつけました。
この記事を書いた方は存じませんが、肩書からすると南米在住のサッカージャーナリストでしょうか。

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内容はラグビーのすばらしさを賞賛しつつ、サッカーを振りかえってみて正さなければならないことの多さを嘆いています。
ある意味ラグビーをだしにしている感はありますが、そのラグビー(というか日本代表)に対する理解がなんとも微妙。
 
ちょっと引用してみると、
今回のラグビーW杯で、日本人はただ単に日本代表が勝ち進んでいるから熱狂しているわけではあるまい。
 6カ国の出身地を持つ選手たちが完璧に融合し、一致団結して巨大な力を発揮する「ワンチーム」の一体感に涙を流し、深い感動を覚えているのではないか。
とあります。
 
断言しますが、違います。
「熱狂」している理由は簡単で、勝っているからだけです。それ以外の理由はありません。
多様性については時間をかけてその効果がじわじわとくるでしょうが、今現在ではひいきのチームが勝っているからだけでしょう。
 
もしいろんな出身国の選手がいるからというのであれば、現在と同じくらいの多国籍軍だった2011年のチームにも熱狂がなければなりません。
それどころか、どこの国の代表かとアンチラグビーファンから、からかわれる始末。
それはひとえに弱かったから。
 
2015年大会こそ3勝1敗という好成績を残しましたが、よく知られている通りそれ以前の大会では黒星続き。人々の関心を集めることはありませんでした。
2015年もしかりで、南アフリカに勝ったあと、スコットランドサモアアメリカ戦と続きました。この時、まだ決勝トーナメント進出の可能性のあったサモア戦こそ、そこそこの視聴率でしたが、一次リーグ敗退が決まった後はアメリカ戦が大きな話題になることはありませんでした。
勝てなければこういうものです。
どうせ負けるんだから日本人じゃなきゃ応援できないという声は4年間続いていくことになります。
 
現在は逆に、多様性がもてはやされています。外人だらけのチームなど応援できないという声はすっかり埋没してしまいました。
逆にアイルランドにもスコットランドにも負けていたら、どんな状態になっていたことか。
すべては勝ったからこそです。
 
何事も結果がすべてに優先される。
このことを改めて認識させられたのが、今度のワールドカップの教訓だと思います。
 
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