IR汚職　ロッキード事件と比べるとなんとも情けない - おひとりさまの団地暮らしの日々

久しぶりの政治家の汚職での逮捕がありました。
といっても、この人の名前をしっている人の方が少ないでしょう。

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失礼ですが、小物中の小物。
贈収賄の金額も370万円ぽっち。
過去一番けち臭い汚職事件ではないでしょうか。

私の年代では汚職事件といえば間違いなくロッキード事件を思い出します。
あの時は日本中がひっくり返るくらいの大騒ぎ。
逮捕者も元首相の田中角栄、右翼の大物の児玉誉士夫、政商の小佐野賢治、総合商社丸紅の檜山廣会長等々と、いろんな役者がそろっていました。
関係者の中には不可解な死を遂げた人もいて、いまでも全容は明らかになっていないはずです。その後の裁判もほとんどショーみたいでしたしね。

それに比べたら、まだ始まってもいないＩＲ関係での汚職事件。
なんとも違和感がありますが、他の政治家に対する牽制の意味もあるのかも。
許認可の案件は、必ずといっていいほど贈収賄がつきまといますからね。

当の秋元議員はきっぱりと否定しています。当たり前ですが。

dot.asahi.com

本人は気をつけているのでありえないと言っていますが、あれだけズブズブの写真や映像が公開されているし、渡した方も認めているのでもう詰んでいますよね。

でもねえ、本当に秋元議員だけを狙ったんでしょうかね。
いくら現職議員でも、370万円だけで逮捕するのはコスパが悪すぎます。
秋元議員を突破口にして、もっと大物を狙っているのならわかるんですけどね。

もしかすると中国企業が相手だったのが官邸あたりの怒りをかったのかもしれません。
これがアメリカ企業だったら、逮捕までされなかったのかも。

それにしても秋元議員、どうせもらうんならもっと大きな金額要求すればよかったのにと思います。
政府の言う通り、ＩＲで大儲けできるならカジノ利権を持っているものはウハウハです。
もっと多い金額を贈ってもよさそうなものですが、この男なら300万プラス家族旅行くらいで十分だろと思われたんでしょうね。
それを甘んじて受け入れた秋元議員、小心者というかやっぱり小物です。