おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

ウイスキーがお好きでしょ

わたしが学生のころはまだ消費税が導入される以前の時代。
当時の間接税は、商品によってきめられていました。
お酒も、特級・1級・2級とかに分けられていて、それぞれ税率が違っていたはずです。
どうやって区別していたかは全然わかりませんが、メーカーによっては価格を安くするために、わざわざ2級にしたとかしないとか。

 

学生時代によく飲んでいたのはウイスキーサントリーホワイト。
ビールは高くて、毎日は飲めませんでしたね。
ウイスキーなら、ちびちび飲めますから。
 
でもウイスキーは長らく人気がありませんでした。
バブルの頃はボジョレーヌーボーやらのワイン、バブル崩壊後は安い焼酎がブームになりました。
ところがここ数年はウイスキーブームになったのはご存知のとおり。
原酒が足りなくなって、販売休止になる銘柄もでてきました。
人気になったのはハイボールによるものだと記事で書いていますが、どうですかねえ。
山崎とか響とか、高級ブランドものをハイボールにして飲むのは、相当もったいない。
それこそ、私が飲んでいたホワイトクラスのものが消費されているはずです。
 
日本のウイスキーが注目されたのは、20年くらいまえにウイスキーのコンテストで初めて世界一の評価を得てからだったと思います。
それまではスコッチの独壇場だったのを、日本のウイスキーが風穴を開けたとかで、当時ニュースになっていました。
それからワインのように、コレクターが買い始めていったのだと思います。
それまでは現在では入手困難になってしまった余市などは、2000円しないで買えたんですけどね。
 
あと考えられるのは、朝ドラのマッサン。
ニッカウヰスキーの創業者夫婦を描いたものでしたが、これは面白かったですね。
いまでもファンがニッカの余市工場を訪れているはずです。
そこでウイスキーファンがじわじわ増えていったのではないでしょうか。
 
マッサンでも描かれたとおり、ウイスキーは熟成が必要なお酒。
これから増産体制に入っても、商品になるころには今の人気が続いているかどうか。
昔とちがって、有名どころのスコッチが安く買えます。
国産ブランドが手に入らないならスコッチに転向する人もいるでしょう。
そうなったら入手しやすくなるのですが、それはそれでちょっと寂しい感じですね。
 
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