おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

4月1日に東京がどうこうとかいうデマが飛び交ったのでちょっと調べてみた

4月1日に東京をロックダウンされるとか、またデマが広まったようです。
官房長官が明確に否定したことで、あっさり終了しましたが。
ところが私が関係している日本語学校も真に受けたようで、4月1日以降にオンラインレッスンを行う準備を慌てて始めました。
まあ、万一に備えてというのならいいのですが、デマに踊らされてとなるとちょっとみっともない。

 

緊急事態宣言はこれだけ話題になっているので、しっかり理解したいところです。
なので、ちょっと調べてみました。
 
日本の場合、いきなり緊急事態宣言は出ないです。
「公示案及び基本的対処方針案を基本的対処方針等諮問委員会に諮った上で、政府対策本部長が宣言」
という手順を踏むからです。
この長い名前の諮問委員会が開かれないと、いくら安倍さんでも宣言できません。
学校の一斉休校をいきなりやったせいでみんな同じことをするのではないかと思っているようですが、あれとはレベルが違います。
 
日本ではいまだに検査数を絞っていますから、突然感染者数が跳ね上がることはありません。
数字にインパクトがない分、発令するにしても分析に時間をかけるなどして途中経過を明らかにしながら進めていくと思います。
 
また、宣言する以上は効果があるものでないと意味がありません。
緊急事態宣言が求められるのは医療崩壊を防ぐため。
これまでの流れを見ると、重病患者のみ入院させて治療するとともに、軽症患者は隔離して様子をみる形になりそうです。
問題はその隔離する場所があるかどうか。
さすがに今度はホテル三日月はないでしょうし。
 
緊急事態宣言で一番強力なのは多少なりとも私権の制限ができること。
特に建物や土地を強制して使用することができることになります。
逆に言えば、この必要がなければ宣言は出ないことになります。
報道だと、小池都知事はオリンピックの選手村が使えないかと言い出しているようです。
これが使えれば相当数の軽症患者を一か所で経過観察できることになります。
この辺りの調整がうまくいくかいかないかが、緊急事態宣言の判断の分かれ道になるような気がします。
 
スポンサーリンク