おひとりさまの団地暮らしの日々

ファミリーのイメージが強い団地生活。ですがおひとりさまの人も結構多いんです。そんな団地の一人暮らしの日々を綴ります。

新しい生活様式が示されましたが

「新しい生活様式」なるものが発表されました。
予想していたのは、これからの日本人の生活習慣の方向性みたいなのかなと勝手に思っていたのですが、ちょっと違いました。
緊急事態宣言が延長されたのでその期間の過ごし方を事細かく説明してくれたようです。
 
内容はともかく、これを提案したのが専門家会議の方々。
専門家会議は日本のコロナ対策の総司令部だと思うのですが、大枠だけ決めればよく、こんな細かい仕事は別のチームに振れないものなんでしょうかね。
 
さて、この発表されたものはどういう位置づけなのかよくわかりません。
国民の単なる努力目標なのか、これを守らないとどうなるのか。
また、守らせるために国や自治体から援助がでるのか。
 
例えば、食事の際は対面ではなく横並びにしろとあります。
普通のレストランでは対面で食べさせるのが普通です。
4人席を2人で使うことになるわけで、その分の稼働率がさがります。
緊急事態宣言が解除されても、人々の意識はかなりの時間残ります。
対面中心の席しかないレストランには、しばらく客足が遠のくかもしれません。
横並び用の席に改造した場合などは税率で優遇するなど、なにかインセンティブをあげないと飲食店が気の毒です。
 
あと、歌や応援は距離をとるかオンラインだそうです。
これまでのように満員のスタジアムで試合やライブを行うことはまかりならん、ということみたいです。
入場料収入が柱だったスポーツやエンタメ業界は大打撃を受けそうです。
なにより東京オリンピックどうするんでしょうか。
これを要求するなら、ネットで有料のライブ中継が可能なプラットフォームを整備するべきでしょう。
 
結局これまでと同じ、補償がない自粛要請と同じです。
もうコロナ前の日本に戻れないのであれば明確にそう言うべきで、新しい日本の姿とそこに向かうための青写真を説明しないと。
どの組織でもリーダーが進む道を示します。
小手先のお願い事項で済む話ではないはずなのですが。
 
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