たいていの場合はそんなことはないのですが、「俺がいないと会社の仕事が回らなくなる！」と思い込んでいる人がいます。
こういう人は責任感だけはやたら強いのですが、仕事のやり方を言語化できない人がほとんど。
仕事が属人的になっているのですね。
私もサラリーマン時代はこの手の人に苦労させられたものです。
こういう時は上司がプロセスフローなどを作らせて、見える化を進めさせればいいのですが。
もっとも、相手が一国の首相ともなるとそういうわけにはいきません。
一応は部下の立場の人から、こんなことを言われてしまいました。
甘利さんいわく、「責任感が強くて休まない」安倍さん。
でも、それが原因で倒れてしまっては逆に無責任。
このところ健康不安説が流れていますが、やっぱりそうなのかという気がします。
首相には常に一定の指示をだせる体制を構築する責任があります。
緊急事態宣言当時ならまだしも、現在は感染者が増えているとはいえ緊急措置が必要な状況ではないはず。
ある程度の権限移譲を行い、いざという時に備えて体力を整えておくべきでしょう。
もともと持病がある人なので、2007年のように政権を放り出されたら迷惑するのは国民です。
無理を押して仕事をしているのは、支持率低下も影響しているのでしょう。
まあ、政策がぶれぶれですからね。
アクセルを踏むのかブレーキを踏むのかはっきりしません。
その結果、みんな右往左往するばかり。
その点ブラジルの大統領は、自分が感染しようと感染者数と死者数が世界ワースト2位になろうと、経済優先の旗は降ろしません。
その結果、支持率は過去最高を記録したそうです。
政策の是非はともかく、リーダーにとってはブレないというのがいかに大事かわかるというもの。
リーダーだけではなく、人の生き方にもいえることですけどね。
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