あくまでも私の肌感覚でしかありませんが、日本で働いているアメリカ人の人たちはリベラルな考え方の方が多く、したがってトランプさんが嫌いな人が多いです。
金曜日の午後に飛び込んできた、トランプ大統領のコロナ感染。
みんなどう思っていますかね。
次回の日本語レッスンは火曜日の夜。
そのころはどうなっていることか。
いくら感染者、死者数世界一のアメリカといっても大統領に対しては最高レベルの治療が施されるはずで、まず大丈夫でしょう。
問題は回復した後にどうするか。
国のトップが感染したのは、イギリスのジョンソン首相、ブラジルのボルソナロ大統領に次いで3人目。
3人に共通しているのは口の悪さ。
ただ、感染後にはジョンソンさんがすっかりおとなしくなったのに、ボルソナロさんがこれまで以上に経済重視の路線を驀進と、対照的な結果になっています。
トランプさんがどちらの路線に行きますかね。
間違いないのは、大統領選に勝つためにコロナを利用すること。
回復して自分のスーパーマンぶりを見せつけるのがまず一つ。
これまで同様、コロナなどたいしたことはないといえば一貫性がありますから、支持者は熱狂するでしょうね。
ロックダウンなどどこ吹く風。マスクする人も減るかもしれません。
この場合は、コロナの収束は難しくなります。
もうひとつは、コロナ患者の心境がわかったと、心を入れ替えること。
これまでの言動を反省しコロナ対策に力を入れたら、これまで反トランプの人たちも見方がかわるかもしれません。
感染も抑えられるでしょうし。
一方で、これまでの支持者が離れるリスクはありますが。
いずれにしろ、現役の大統領というのはやはり強いですね。
自分の有利な方に政策を立てられますから。
もし、逆にバイデンさんが感染していたら、逆風にしかなりません。
もっとも、トランプさんが重症化してしまえば描いた絵も水の泡になってしまいますが。
さてさて、火曜日までにはそんなに状況は変わっていないでしょうが、生のアメリカ人の意見を聞くのが楽しみです。
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