朝ドラの「おちょやん」。第1週が終わりました。
月曜日の新聞にその週のあらすじが掲載されます。
読んだ限りではかなり暗く、(見ていませんが)40年近く前の「おしん」のよう。
これは見るのはしんどいかなあと思っていましたが、全然そんなことはありませんでした。
とにかく、主役の竹井千代の子供時代を演じる毎田暖乃ちゃんの演技が素晴らしい。
子供は肺活量が多くないせいか、長いセリフを言う時、一呼吸入れつつ演技をします。
暖乃ちゃんはそれがなく、実に自然な演技になっています。
これまでの朝ドラでは、不幸な目にあったとき同情を買うような展開になるのが普通。
ところが、悪知恵を働かせて窮地を切り抜けていきます。
テンポのいい大阪弁とも相まって、暗さはほとんど感じられませんでした。
これはキャスティングの勝利でしょう。
ところで、ネットでは「あれは大阪弁ではなく、河内弁だ。あんなに下品じゃない!」という声をよく目にしましたが、大阪ネイティブでない私には区別がつきません。というか、河内の人は怒らないのかな。
それにしても、NHKの子役を見つける目は大したものです。
エールの時も10人くらいの子役が出ていましたが、みんな上手でした。
オーディションで選んでいるのでしょうが、基準のようなものがしっかりしているのでしょうね。
子役登場週はあと1週間。
3週目からはいよいよ杉咲花さんが登場します。
彼女の演技の上手さは言うまでもありませんが、どんな形でバトンタッチするのかいまから楽しみです。
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