この週末に開幕予定だった、ラグビートップリーグ。
クラスター発生チームが続々と現れて、あえなく開幕延期となりました。
国立競技場での開幕戦カードのチケットを持っている私。
行こうか行くまいか悩んでいましたが、あっさり結論がでてしまいました。
一市民として、感染した選手には心から同情します。
ただラグビーファンとしては、「何やってんの!」という気持ちになります。
一人二人ならともかく、62人ですからね。
昨年1年はほとんどゲームができず、ようやく開幕を迎えたというのに。
とはいえ、やむを得ないものはあります。
NPBやJリーグのチームのようなプロのチームばかりではありません。
ラグビー部をもっている企業同士の運動会という側面の方が強いのがトップリーグです。
社業と両立させている選手も少なくありません。
サントリーなどは、普通に酒屋さんに営業に出ている選手もいます。
これが全員プロ契約なら、練習以外は家にいろという強制ができるでしょうが。
社員選手だと所属部門長の指示に従うしかありません。
会社に来いと言われれば行くしかありませんし、顧客に謝りに行けと言われればそうするしかありません。
市中感染が蔓延している状況では、誰がいつ感染してもおかしくありません。
密そのもののラグビー。
練習試合などを通して、チームメートや相手チームのメンバーにうつっていったのでしょうね。
ラグビーは来年からプロのリーグに移行する予定です。
コロナが収まっていればいいのですが、そうでない場合人数制限がかかっているでしょうから、プロとして進めるのはかなりの赤字を覚悟しなければいけません。
新リーグの概要は発表されてもいい頃なのですが、詳細はまだのようです。
おそらくコロナで見直しを迫られているのでしょう。
もし今年が新リーグ元年だったら撤退する企業がでてきたかもしれません。
そう思えばまだラグビーは運がいいようです。
今は2月に予想される開幕の無事開催を祈るしかないようです。
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