私が日本語レッスンをしている学習者が勤務している会社がワクチンの職場接種を行うそうで、本人は早く受けたいと待ち遠しそうでした。
外国人が多く働いている会社というのもありそうですが、ほとんどの人が接種を受けるそうです。
英語が通じる病院も少ないですからね。
副反応も怖いけど、コロナに感染して入院した時の心細さの方が勝るのでしょう。
ところで、この会社の外国人従業員の何人かがコロナ陽性になったことがあるそうです。
公表される感染者数には含まれていたでしょうが、公表内容には感染者の細かい属性までは含まれていません。
国籍まで発表してしまうと人種差別になりかねないのでそれでいいと思いますが、統計としてはしっかり抑えておいてほしいところ。
日本に在留している外国人の数は把握できているわけで、そのうち何%の人が感染したか情報を各国と共有することは意味があるはず。
もし母国と日本での感染者の割合が違っていれば両国の環境の差が影響しているだろうし、外国にいる日本人もその数字がわかれば同じように比較できます。
日本のコロナの状況をさざ波と表現した人がいましたが、それはアメリカやイギリスといった感染爆発した国と比べているから。
オーストラリア・ニュージーランドなど、日本など比較にならないほど抑え込めている国もあるわけで、それらの国の出身者の日本での数字と、現地での日本人の感染者の数字を比べてみると興味深い結果になりそうですが。