日曜日は夜中の2時からラグビー日本代表戦。
格下のポルトガル相手に勝つには勝ちましたが、かなりしょっぱい内容。
サッカーファンの鬱憤をラグビーでも味わいました。
眠い目をこすって見るまでもなかったかなあ。
TBSのサンデーモーニングのスポーツコーナーでは「日本快勝!」と皮肉めいた見出しをつけていましたが。
苦戦した原因は反則の多さ。
いわば自業自得です。
ラグビーはルールがよく変わり、かつ反則の適用にはかなりレフェリーの裁量が大きいスポーツ。
そのため、レフェリーとプレイヤーの意識のずれがあったなら、コミュニケーションをとってそのギャップを埋める必要があります。
反則が多発した後半開始直後、日本人のゲームキャプテンからレフェリーとコミュニケーションをとったシーンはTVで見る限りありませんでした。
どこが悪かったのか、どうすればOKになるのか、もう少しレフェリーに確認をとっておけば、反則も少なくなったかもしれません。
それを怠ったから、「お前ら何回反則とっても直さねえなあ。」と思われても仕方がありません。
かなり厳しいジャッジもありましたからね。
コミュニケーション能力が足りないキャプテンは、チームとしてはかなりマイナス。
国内のリーグではよく文句つけるシーンを見かけましたから、英語力に自信がないのかもしれない。
完璧に話せないまでも、身振り手振りででもなんとかアピールしないと。
しっかり意思表示できる語学力を身につけないと、2023年大会は苦戦必至です。
15年&19年大会の躍進は、日本語英語両方に堪能なリーチマイケル選手がキャプテンだったのと無関係ではありません。
ラグビーに限らず、このところコミュニケーション不足からくるトラブルが多いように思います。
つい最近決まった10万円の給付。
言い出しっぺの公明党には批判が殺到しているそうです。
選挙公約に固執して、誰が何に困っているかを吸い上げなかったからでしょう。
アベノマスクはじめコロナ対策ではそんなのばかりだった気がします。
これも為政者の、国民との間のコミュニケーション不足でしょう。
身勝手な動機で頻発した電車内の事件もそう。
相談する人はいなかったんだろうか。
なにか日本人全体がコミュニケーションの機能不全に陥っているようで心配です。